Data Engineering Summit 2026 — Sponsor Session Plan

分析AIエージェント時代、AI-readyなデータ基盤はどこまで整備すべきか

10/9(金) 14:00–14:40 パネルディスカッション 進行 小池 エージェント側 柴山さん 基盤・整備側 宮﨑さん(stable)
v7 / 9月2日更新。コメントはレビュー用 Artifactで——気になる箇所を選択して付けてください(残す・削る・言い換え、観点の書き足し)。 次回打ち合わせ 9/7(月) 13:30–14:30/資料提出 9/18(金)。変更履歴はリポジトリの des2026/session-plan.md に。

トピック構成(1トピック=スライド1枚: タイトル+質問例)

宮﨑さん・柴山さんへ: 「このテーマで話すなら、自分はこの観点で話す」を、このページへのコメントで書き足してください。観点の仮説はこちらの叩きです。

◎ 残す推奨 ○ 時間次第 △ 予備(QA・ブース用)

つかみ

0

挙手アンケート(当日2–3問に絞る)

  • 「Claude Codeなどのコーディングエージェントで、自分で分析をしたことがある方?」
  • 「組織のメンバー全員に、AIのアカウントを配れている方?」
  • 「ビジネス側のメンバーが、自分でAIに分析を頼める状態になっている方?」
  • 「社内向けの分析AIを、内製で作った・作っている方?」
全部を冒頭でやらず、各テーマの頭に1問ずつ差し込むのもあり

テーマ 1Claude Codeで分析できるなら、BIは要らない?

7:00–14:00 / 柴山さん厚め / 導入・あるある・課題提起にとどめ、「BIが要らないわけではない。Coding agentに全部やらせられるわけでもない」で締める

導入トーク(案)
AIエージェントは、データモデリングにも活用側にも入ってきました。実は深い分析はこれまでもBIではなくSQLで行われてきましたが、AIを分析に入れていくとどんな形になるのか。BIの最適な使い方・分析エージェントの最適な使い方を、BIも分析エージェントも作っているCODATUMの柴山に、インタビューする形式で聞いていきます。
1-1

普段の分析、もうClaude Codeでよくない?

  • 「お二人は普段、どんな業務で、どんな分析を、どうやっていますか?」(小池→両者)— 自己紹介の延長で最初に
  • 「柴山さんは、どんな視点でBIを作っていますか? AIによるデータ分析を、どう見ていますか?」(宮﨑さん→柴山さん)
  • 「逆に、BIが欲しくなるのはどんな場面ですか?」(両者)
観点の仮説: 権限管理/AIの費用/AIが出したものの精度検証——「データがわかる人のアドホック分析なら、本人のコーディングエージェントでいい」に着地
1-2

大規模な組織のデータ分析におけるAI活用

  • 「組織が大きくなると、AI活用やデータの民主化でどんな問題が出てきますか?」(両者)
  • 「作ったのに見られないダッシュボード問題。AI時代には解消しますか?」(両者)
観点の仮説: 権限管理/費用/利用状況のモニタリング/AIが間違えている例を見つけて改善する運用——「配って終わり」にならない理由
当日の言い回し(案)
「今日は従業員1,000名以上の会社の方も多いはずです。組織がある程度大きくなると出てくる問題って、ありますか? 特にAI活用やデータの民主化で——例えば権限管理とか、AIの費用とか、利用状況の把握とか、AIが間違えている例の改善とか」
役割: 問題を並べる(課題提起)まで。解き方は2-1へ

テーマ 2AIが広く分析できるためのデータ基盤整備

副題: セマンティックレイヤーやオントロジーは、どこで・どこまで作ればいいのか / 14:00–22:00 / 宮﨑さん厚め / 本丸

導入トーク(案)
テーマ1では、組織でAIを使うときの問題を並べるところまで来ました——「BIが要らないわけでも、AIに全部任せられるわけでもない」。ここからは「では、どの順番でどう解くか」。その鍵がデータ基盤整備です。データ基盤づくりを支援してきた宮﨑さんを中心に聞いていきます。
2-1

データ基盤を整備する順番と、ROIの出し方

  • 「『使われないダッシュボード』を作らないために、支援先のデータ活用にどう入っていますか? 基盤整備はどのタイミング・優先順位で伝えますか?」(小池→宮﨑さん)
  • 「先に整備してから開放するか、先に開放して使われた場所を整備するか——支援先の状態に応じて、どう使い分けていますか?」(宮﨑さん)
  • 「整備への投資、前職までの現場や支援先の上長レイヤーには、どう説明していますか?」(宮﨑さん→両者)
観点の仮説: 支援先への入り方(活用から入るか、整備から入るか)/ニーズと実利用のずれ/先に開放した現場の散らかり方と直し方/短期ROIが出しづらい整備投資の説明の仕方
当日の言い回し(案)
「基盤整備はリファクタリングに似ていて、中長期には効くけれど、短期のROIを示しにくいですよね。整備への投資は、前職までの現場や支援先の上長レイヤーに、どう説明していますか?」
定義スライドとセット。役割: 1-2で並べた問題の「どの順番で解くか」
2-2

データ基盤・分析エージェント・BIの使い分けと、力の割き方

  • 「データ基盤、分析エージェント、BI。それぞれ何に使って、いまはどこに力を割くべきですか?」(両者)
  • 「AIが入ったことで、この3つのバランスは変わりましたか? これからどう変わりそうですか?」(両者)
観点の仮説: 3つの役割分担(基盤=正しさの土台/エージェント=広さ/BI=確実に見る場所)/組織のフェーズごとの配分/削っていいもの・いけないもの
2-3

セマンティックレイヤー・ゴールデンクエリ・オントロジーは、どこで・どこまで

  • 「セマンティックレイヤーに『完成』はありますか。どこまで作れたら十分ですか?」(宮﨑さん厚め)
  • 「ゴールデンクエリを整備して配る、という軽いやり方はどこまで有効ですか?」(両者)
  • 「オントロジー、正直、要りますか? 必要になるのはどんな場面ですか?」(両者)— 時間的にやらないかも。言い回しは当日までにマイルド調整
  • 予備:「予算も人も足りない会社の、最小の整備は何ですか?」(宮﨑さん)
観点の仮説: セマンティックレイヤーの費用対効果の実感値/ゴールデンクエリで済む範囲/オントロジー提案の受け止め方/最初の一歩

テーマ 3AIには、どこまで分析を任せられる?

22:00–34:00 / 両者 / デモ込みで厚め

3-1

任せていい分析、いけない分析

  • 「任せられる分析と任せてはいけない分析の線はどこにありますか? 見分け方・振り分け方はありますか?」(両者)
  • 「間違いを許容できる分析と、確実に正しい数字が要る分析——この軸で整理すべきですよね?」(両者)
  • 「『AIが正しく動く領域』を先に切って、活用者に明け渡していく——この進め方は現実的ですか?」(両者)
  • 予備:「AIの間違いに、誰がどう気づけますか?」「全社員に開放した会社はどうなりましたか?」(両者)
観点の仮説: 探索とレポートで任せ方を変えているか/影響範囲での線引きの実例/「正しく動く」の判定(ゴールデンクエリ・テスト・レビュー)/明け渡す単位と広げ方
2分類スライドとセット
3-2

分析AIエージェントを作ってみて、難しいところ

  • 「まず、『分析エージェントを作る』とは何を作ることですか? 範囲を教えてください」(小池→柴山さん)
  • 「実際にCodatum Agentの画面を見せてもらいながら——何ができて、Claude Codeのような他のAIと何が違うんですか?」(柴山さん・画面デモ)
  • 「作ってみてどこが難しかったですか。どこまでは自前でできて、どこからが無理そうですか?」(柴山さん)
  • 予備:「自社SaaSにエージェントを載せたい会社は、何から考えるべきですか?」(柴山さん)
観点の仮説: 作るものの範囲/画面デモで見せる機能と他のAIとの違い/詰まった所(精度評価・権限・費用)/自前で持つ部分とプロダクトに任せる部分の境目
内製を考えている聴衆へのヒント。柴山さんが全般話す
3-3

ベースモデルが進化する中で、整備しておくと良いポイント

  • 「モデルの賢さ・速さ・費用・精度。この1年でどう変わって、何が解決しましたか?」(両者)
  • 「ベースモデルの進化で何とかなるところと、ならないところ。いま整備したものは無駄になりませんか?」(両者)
  • 「ハーネス、コンテキスト、評価——分析AIをメンテし続けるなら、どこに注力するといいですか?」(柴山さん厚め)
観点の仮説: モデル更新で良くなったこと・変わらなかったこと/整備の賞味期限/ハーネス・コンテキスト・評価の注力配分
予備枠: 「整備してもモデル進化で無駄になる説」への答え。時間が余ったら・QA・ブース用△ 予備
3-4

分析「以外」の使い方 — データスチュワードAI

  • 「『このデータってうちにあるの?』と聞ける相手、分析前の壁打ち相手としてのAI。この使い方、広がると思いますか?」(両者)
観点の仮説: いま「このデータある?」に答えているのは誰か/壁打ち相手としてのAIの実例
予備枠: 時間が余ったら・QA・ブース用△ 予備

クロージング

締めの流れ(案)
4-1の答え合わせ →(前フリ)AIに任せすぎるとどうなるか・任せないとどうなるかを小池から一言おさらいし、「分析の広さ×間違いやすさのトレードオフ」のスライドを提示 → 締めトーク: 結局、AIを使わない手はない。ただ、確実な部分にばかりAIを使って、責任を逃れていませんか? 組織ごとの状況を見極めつつ、説明のつけづらいDWH整備に説得力を持たせつつ、活用側でも成功例を作りつつ、AIの不確実性をうまく乗りこなして、組織のデータ分析の民主化をどんどん実現していきましょう → 両社スライドで「ブースに来てね」で終了。
4-1

AI-readyなデータ基盤はどこまで整備すべきか
AI-readyなデータ基盤は、どこをどこまで優先して整備すべきか。並行して、データ活用へのAI利用をどう取り入れるか

  • 「40分の答え合わせです。データ基盤は、どこを・どこまで・優先して整備すべきだと思いますか? 一言ずつ」(両者)
  • 「並行して、データ活用へのAI利用は、どう取り入れていくのがいいですか?」(両者)
  • 「AIがSQLもモデリングも書けるいま、データの専門家の価値はどこに残りますか?」(宮﨑さん→柴山さん)
観点の仮説: AI後も残る専門家の仕事(未来のユースケースを見据えたモデリング・運用まで含めた作り切り)/外部に頼む整備と内製できる整備の分け方
セッションタイトルに訂正線を引いて更新して見せる「答え合わせ」スライド